「ビジュアルコミュニケーションコース」では、「デザイン」を社会と人間性との関わりという立場から捉え、コミュニケーションを核に据え、思考し、創造していくことで、あらゆるメディアに貢献し、世界をよりよくしていくことを目標としています。テクノロジーの進歩や情報の氾濫する時代にあって、人間が人や社会と関わっていくために、あるいは快適な環境を作るために、コミュニケーションの多様性や関連性の研究を通して専門性の高い知識や創作力を身につけることが必要です。そうして生まれる真のデザイン力こそが、これからの社会のニーズに最も求められるとともに、新しい創造的な価値をもたらすものと思われます。
「ビジュアルコミュニケーションコース」では、コミュニケーションデザイン領域に対応した多様な専門生の高い科目を各年次ごとに設定し、4年間での学習を段階ごとに踏まえて展開する方式を採用しています。これは低学年次より専門性の高い演習を行うことにより、デザインへの興味やモチベーションをより高めることを目標としているからです。さらに、3年次からは「グラフィックデザイン」「広告」「イラストレーション」「イメージメディア」「コミュニケーションデザイン」の5領域においてさらに専門性を高める体制になっています。
幅広いデザイン領域を学ぶため、1・2年次では実習科目は週5回設定され、ビジュアルコミュニケーションに必要な基礎的な素養を確実に身につけます。ここには、「描写・デッサン」による観察力や描写力の習得からコンピュータ基礎といった豊富な内容が準備されています。また、課題を通してデザインのコンペティションに積極的に参加させるなど、社会とリアリティあるつながりを持たせた専門性の高いカリキュラムも用意している。実際に入選・入賞する学生も増えている。
3・4年次では上記の専門の5領域6研究室に別れ、専門領域と深く関わる関連領域の指導と実習が行われ、ビジュアルコミュニケーションとしての機能を理解し、制作に反映することができるようにカリキュラムは設定されています。