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進路計画ガイド

大学全入時代、つまり大学・短大の入学志願者数と募集人員がほぼ同数になる時代が、2007 年に到来する、と文部科学大臣の諮問機関である中央教育審議会から発表されました。実際には2007 年は景気の好転によって大学志願者が増えたため、大学全入時代は先送りとなりましたが、あと数年以内には世の中は確実に大学全入の時代になっています。
少子化の影響もあり、入学者数が確保できず経営が危ぶまれる大学もあるようですが、大学・短大へ入学しやすくなるということは、受験生にとってはありがたい話です。しかし、学力さえあれば進学できるということではありません。私立大学へ進学するとなると、文系学部でも総額で400万円程度の学費が必要となります。
長引く不況の影響もあり、ここ数年で奨学金を利用する学生が急増しています。 最も多くの学生が利用する日本学生支援機構(旧日本育英会、平成16年度に改組)の奨学金でも、平成19 年度の募集人員は、全国で114万3千人となっています。前年比で5万1千人も募集人員が増加しました。この114万人という数字は、大学・短大・専門学校生のほぼ4人に1人が利用していることを表しています。
平成10年度において、日本育英会の奨学生が約50万人だったことと比較すると、受験生は減少傾向にあるにもかかわらず、奨学生は倍増するという状況であることがわかります。
弊社では、各高等学校や会場などでの「進学マネープラン説明会」の開催を通じて、先生方や保護者のみなさまの進学に対する想いを強く感じ、また、経済的なことを気にするあまり勉強にも集中できない受験生にも接しています。
受験生のみなさまが社会に巣立たれ、社会人として生活していく数年後、数十年後には、欧米型の実力主義的な世の中への移行がますます加速化しているのかもしれません。
進学した先で学んだこと、大切な友人、学生生活で得た経験というものは、社会人となり、様々な場面に遭遇する、その時こそ、必ず活かされることでしょう。
経済的な理由をもとに進学を断念することのないよう受験生を応援していきたい、この「進路計画ガイド」はそんな私どもの想いをまとめたものです。 「進学できてよかった」…そんなよろこびの声を、ぜひ聞きたい、それこそが私どもの願いです。
平成20 年2 月 受験生援護センター提携ファイナンシャルプランナー・編集部一同









